ども。
9月に入り、って思ったら もうすでに3分の1過ぎ、20日になろうとしてましたね~。びっくりだっ!
さて、先週(14日)は北海道公立文化施設協議会主催の業務管理委員会で
道南の七飯町に行ってまいりました。
いや、ホントだからっ。ホントに。で、ついでに、奉行所見学もしてきましたのです。
今回の研修は函館に近い『七飯町文化センター』で
「文化施設の防災と被災者支援」というお題で講演会がありました。
講師は北海道大学大学院理学研究所 付属地震火山研究観測センターの定池祐季さん(女性)。
ご自身は北海道南西沖地震の奥尻の出身だそうで、その体験をふまえてお話されました。
今回の東日本大震災にあたり、震災前から訪れていた地域になんども足を運び
現場や現地の方からの取材など、ボランティアを兼ねて行なってきたそうです。
災害時には、公の施設は避難所になる場合がほとんどですが、中には避難所として指定されていない建物もあり、
そういった場所は救援物資が届かないといったこともありえるそうです。
被災地から離れている場合は、支援のための拠点・場として活用される可能性があるとともに、
被災地内にある場合は、
もっと違う形で(たとえば遺体安置所とか)利用されるということもありえると言ってました。
日頃からの避難訓練や防災訓練はもとより、災害時に文化施設はどうなるか。
施設の防災対策は設置者にお任せするしかないのですが、(←この場合、「市」ね。)
文化施設として被災者の支援を考えていく場合、日頃からの文化施設の位置づけの確立が必要であり、
そのためには地域にとっての公立ホールのあり方、設置目的、存在意義など
普段の優先順位が生きてくる、ということをお話されました。
ほらっ。ちゃんと聞いてきたでしょ?
研修のための講演ということだったので、ホールの写真はおろか講演会の様子なども画像はありませんが
七飯町文化センターは、それはそれはきれいで1,000席ある大ホール(パイオニアホール)と
350席の小ホール(スターホール)がある素敵なホールでした。
大ホールの座席の一部は子どもたちが座っても高さが調整できるシートがあって、これまたびっくり!
うらやましいわぁ~。。。
そして、次の日はお昼のJRで滝川に戻るだけだったので、朝のうちに五稜郭公園へ行きタワーを下から眺めながら
函館奉行所をさくさくと見学。この時期は修学旅行生もまだまだ多いんですね~。
一般の観光客の交じって小学生の団体や中学生、高校生の団体さんをたくさん見かけました。
「この松、かっこいいからさぁ。ここで写真撮ろ~っ!!」と奉行所内で叫んでいたのが小学生で、
あたしも思わず「どの松だべ・・・?」と一緒に覗きに行っちゃったよ~。(~_~;)
そして、そのあとは近くにある函館市芸術ホールへちょっとお邪魔してきました。
街や会館の大きさ、環境、そこにすんでいる人々や生活など、なにもかも違うそれぞれの地域で
心豊かに生きていくための何か、元気に暮らしていけるためのきっかけ作りを
考えていけるようになりたいなぁ・・・なんてね。思いながら帰ってきましたよん。
帰りの列車の中はずーと夢の中でした・・by ボス長田