2013-1-19
今宵は朗読で森の中
滝川市美術自然史館で開催中の「白い森・黒い森」
(私たちは勝手に『白黒森(しろくろもり)』と読んでいる・・・
その『白黒もり』で行われるたくさんあるパフォーマンスの中で、昨日は<朗読パフォーマンス>でした。
パフォーマーは、札幌在住で劇作家・演出家でもあり、ここ最近は役者としても活躍している弦巻啓太さん
滝川では2010年に上演した市民劇「吐く息より白く暖かく」の脚本を書いてくださった方でもあります。
朗読されたものは、ダン・シモンズの「黄泉の川が逆流する」という短編でした。
話の内容は詳しく書かないけど、ゾンビが次々と出てくるのさ~。
死んだ人たちが(まさに)家族のもとへよみがえってくるお話しで、母が『ぼく』の家へ帰ってきたところから話は始まります。
マイケルジャクソンの『スリラー』のような?それともホラー映画のような?
ホラー小説なんだけど、「家族」をテーマにしていることで切なく悲しい雰囲気も漂い、
でも、弦巻さんの持っている柔らかなモードとあいまって、異様な張り詰め感はなく
ただぼんやりと。でも穏やかな緊張感のもと、じ~~~っと耳を傾けたのでした。
や~。 でもねぇ。 怖いよ。
だって『ぼく』のお兄さんが毎夜見る夢の中で、
母がベットの下にいて兄がベットに落ちてくるのを待って引きずり込もうと、その手首を掴むのさ。
ある夜は、ついに手首をつかんだ母が顔を出してくるんですよ!!!
\(◎o◎)/! \(◎o◎)/! \(◎o◎)/!
そりゃ~怖いわ。。。
だからやっぱり夜寝るときに、電気を消したらもうベットの下を覗き込んではいけない!ってことだよね。
(ちょっとポイントが違うかな???)
暗闇の中で打合せ中の杉吉絵師、弦巻氏、演出効果担当・岩ヲ氏のお3人サマ。
かなりの照明を落とした中でのパフォーマンス。
これもなかなか、いと をかしけれ。
なんでこの作品を選んだのか?聞きそびれた・・・byボス長田